■三宝荒神御尊影の祀り方
・神棚はご家庭の台所の清らかな場所で、目の高さよりやや上にお祀りします。
・お札は東向き、または南向きに祀るのが良いですが、家の間取りによってはお祀りするのにふさわしい場所であればどこでも結構です。
・ただし、北向きだけは避けた方がいいでしょう。
・神棚には毎朝、御飯・お塩・お水・お酒等を備えて礼拝する。
「御飯」…朝御飯を炊かれるのであれば炊いた一番の御飯を供え、朝炊かれない場合は洗米でも良い。
「お酒」…できれば毎日お供えするに越したことはないが、何日か決まった日にお供えするのも良い。
「お花」…榊、または荒神松を供える。
■礼拝について
・礼拝はそれぞれお供え物を済ませた後、ローソクに火を灯し線香を立てて礼拝する。本数は特に制限はありません。
・「礼拝作法」について
① まず一礼
② 三拍手
⇒この三回は「仏・法・僧」の三宝に帰依するという意味からです。
③ 最後に一礼
・礼拝中に唱えるお経は、まず「般若心経」、次に荒神御真言(オン・ケンバヤ・ケンバヤ・ソワカ)を七反唱えます。
■様々な授かりもの
・布袋尊は三宝荒神の眷属(従者)さんとしてお祀りし、七福神のおひとりとして年々福をたくさん頂けるように一年の方から七年の方へと大きくする。
また、家の中に不幸があった場合、今までの分は全部お納めし、再度一年さんよりお祀りする。
・厄除け火箸は、前厄から受けられ本厄、後厄の三年間荒神棚にお祀りし、厄が明けると荒神様の火箸の納所に納めてお祀りします。
・その他一年間お守り頂いた「お札・お守り・吉兆・布袋尊等」は納所に納めて、一年間のお礼参りをします。
またお社は傷んだり、ひどく汚れたりした場合は納めて新しいものを受けてください。